酒米仕込 吟醸ビール!(20170629末尾追記あり)
こんにちは!
実は、六甲ビールでは"幻の酒米"を使用した、まるで日本酒のような香り・味わいを持つ"吟醸ビール"の開発に取り組んでいます!
この取り組みは「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢 FARM CIRCUS」様とコラボすることにより実現しました。
その名も
『FARM CIRCUSオリジナル“酒米大吟醸ビール”をお米から作ろうプロジェクト!』
一般的に、神戸の酒米といえば山田錦。
ですが、神戸の酒米にはもう一つ、"政岡"というものがあります。
戦前までは盛んに生産されていたそうですが、今では殆ど絶滅状態。
しかし、近年地元の若手農家を中心にこの"幻の酒米"を復活させる取り組みが行われています。
そこで、"政岡"復活支援として酒米を使ったビールを醸造することになりました!
↓本番の政岡に備えるべく、今回は山田錦を使って試験醸造を行いました
この酒米は米を5割まで削っており、一般に大吟醸酒に使われます。
磨けば磨くほど雑味が少なくすっきりとした味わいになります。
この酒米をビールに用いるために、せいろと釜を使ってお米を蒸します。
お米を蒸し布で包み、丁寧にせいろにのせていきます…
そしていざ、蒸します!
4段に積んだせいろを、蒸しムラができないように
積みかえながら1時間半ほどかけてじっくりと蒸します。
蒸し上がりが近づくと工場に良い香りが立ち込めます。
そしてついに!
湯気がすごい!
蒸しあがりましたー!
この蒸し上がったお米を◯◯して××してビール造りに使用します。
(詳しくはヒミツです)
そして現在は仕込を終えタンクで貯蔵しています。
まだ完成までは数週間かかるのですが、
既にビールの味わいと共に日本酒のような香り・味わいが
出ています!
ビールでありながらも日本酒の特徴を持つハイブリッドビール、完成をお楽しみに!
2017年6月29日 追記:
諸理由で醸造方法を再検討することになり、今回の吟醸ビール仕込分は中止となりました。楽しみにされている皆様には申し訳ございません。
今年の冬の本番に向け、引き続き試験は継続して行う予定です。